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Windows 10の喋るアシスタント!日本語版「cortana」の使い方まとめ

声をかけると反応し、望む情報を示してくれるパソコン。一昔前まではSF映画の中だけだったその機能は、Apple の「Siri」やGoogleの「Google Now」といった形で、既に現実の物となっていました。
そんな音声認識機能、Windows 10 にも採用されていたのですが、長らく英語版と一部の上級者向けにしか配布されていませんでした。
しかし、2015年11月12日の大型アップデートで、ついに日本語版が正式リリースされたのです!それがデジタルパーソナルアシスタント「Cortana(コルタナ)」なのです。
音声入力アシスタント
ちなみにCortanaという名前は、Microsoft が開発販売している大人気FPSゲーム「HALO」シリーズに出てくる、人工知能のキャラクターから取られています。
さて、このCortanaですが、どのような事に使え、どんな風に喋ってくれるのか、それは下記の動画をご覧下さい。
天気予報を教えてくれたり、アラームやスケジュールを設定したり、「お父さんは誰?」なんて雑談にも「ビルゲイツです」と答えてくれます。
ただパソコンの操作を楽にするだけでなく、スケジュールを管理したり、冗談を言って楽しませてくれたりもする、まさにデジタル秘書とでも言うべき機能なのです。
Cortanaのセットアップ
Cortanaの使い方は簡単です、まずは初期設定を済ませてしまいましょう。
- 「タスクバーの検索ボックス」をクリックし、Cortanaを起動。
出典:dekiru.net/
- 紹介が表示されるので、「次へ」を押して進め、個人情報の確認画面で「同意する」をクリック。
出典:dekiru.net/
- 自分の呼ばれ方を入力し、「次へ」をクリック。
出典:dekiru.net/
- 興味のある分野を登録し、「了解です」をクリック。
出典:dekiru.net/
これで設定が完了し、Cortanaが貴方の名前を読んだり、天気や株価など、興味のあるニュースを自動で表示してくれるようになります。
Cortanaの使い方
セットアップが終わったら、早速使ってみましょう。
- 「検索ボックス」をクリックし、右に表示される「マイクボタン」をクリック。
出典:dekiru.net/
- 聞き取り開始の合図が鳴るので、マイクに向かって話しかけると、認識された言葉が下の「検索ボックス」に表示される。
出典:dekiru.net/
上手く認識してもらうコツは、大きな声でハッキリと話しかける事です。
音声で起動
一々マイクボタンを押すのは面倒ですので、設定を変えれば「コルタナさん」と呼びかけるだけで、起動するように出来ます。
- 「検索ボックス」をクリックし、左上から2番目の「ノートブック」をクリック。
- 「設定」をクリック。
- 『「コルタナさん」と言ったらCortana(コルタナ)が応答する』をオンにする。
これで呼びかけるだけで起動し、応答してくれるようになります。
対応コマンド
日本語版Cortanaは登場したばかりとあり、まだ出来る事は少ないのですが、ざっと下記の事柄には反応してくれるようです。
- カレンダー(追加/変更/閲覧)
- リマインダー(場所/時間/人の設定)
- アラームの設定
- 音楽をかける
- 追跡(フライト情報)
- ファイナンス(為替と株)
- 数字(計算と単位変換)
- 天気
「金曜日の予定」「今日の天気」といった感じで話しかけてあげれば、それについて答えてくれます。上記以外にも、面白い反応を示してくれる単語があります。
- 「おみくじ」→おみくじが引ける。
- 「冗談を言って」→冗談を言う。
- 「歌って」→「桃太郎さん」等を歌う。
他にも元ネタである「HALO」関連のワードに反応したり等、様々な隠しコマンドが潜んでいるようです。それらを探し出すため、沢山話したくなるのもCortanaの魅力でしょう。
まとめ
今の所、先発のSiriやGoogle Nowには一歩及ばないようですが、CortanaはWindows 10と共に日々進化していく機能です。
何時か、人間と変わらないほど流暢に話せて、どんな時でも手助けしてくれる、本物の人工知能のようになる日が来るのかもしれませんね。
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