Windows
タブレットユーザー必見!windows10のタブレットモード・切替と使用方法

Windows10の特徴として、デスクトップPCだけでなく、スマホやタブレットという携帯端末でも使える、マルチなOSを目指して作成されたという点があります。
その最たる機能が「タブレットモード」です。
先に言ってしまいますが、これは名前通りタブレットやスマホでの操作性を向上するモードであり、デスクトップでしかWindows10を使わない人にとっては、全くメリットがありませんのでご注意下さい。
それでは、タブレットモードへの切替方法とその特徴を紹介致します。
タブレットモードへの切替方法
タブレットモードへの切替は、アクションセンターから簡単に行えます。
アクションセンターから切り替える方法
これで切替ができますが、設定画面からも変更できます。
設定画面から切り替える方法
- スタートメニューから「設定」をクリック。
- 「システム」をクリック。
- 左欄から「タブレットモード」を選択し、「デバイスをタブレットとして使用すると、windowsのタッチ機能がより使いやすくなります」をオン。
ここからもオンオフの切替が可能です。
タブレットモードに関する設定方法
また、この画面からタブレットモードに関する設定を行えます。まず、「サインイン時の動作」ですが、これは3つの中から選べます。
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どちらかに固定するか、直前のモードにするかという事です。
次に「デバイスがタブレットモードのオンとオフを自動的に切り替えるとき」ですが、これはWindows10の目玉機能「Continuum」に関わる設定です。
簡単に説明しておきますと、ContinuumとはWindows10が入ったスマホやタブレットを、ケーブルでディスプレイやキーボードと繋げると、まるでデスクトップPCのように使えるという機能です。
ここの設定は、そのContinuum機能を自動で行うかといった事を選択できるのです。
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最後に「タブレットモードではタスクバーのアプリアイコンを非表示にする」ですが、これはオンにすると、使用中のアプリやタスクバーに登録したアイコンが、全て消えるというものです。
画面がシンプルにはなりますが、使いやすさは著しく下がりますので、オフのままで問題ないと思われます。
モードの違い
通常のデスクトップモードとタブレットモードの違いは、下記のようになっています。
デスクトップモード |
タブレットモード |
|
スタートメニューの表示 |
左下に表示 |
全画面表示 |
タスクバーの表示 |
アイコンと検索ボックス |
アイコンのみ |
アプリの表示 |
ウィンドで複数表示 サイズ変更可能 |
全画面で1つのみ表示 サイズ変更不可能 |
アプリの終了方法 |
「×」ボタンをクリック |
下に向かってスワイプ |
特に大きな差は、タブレットモードではアプリが1つしか表示できず、全画面で固定されサイズ変更不可能な点でしょう。
スマホやタブレットの比較的小さな画面では、この方が見やすく使いやすいのですが、デスクトップPCだと複数のアプリが同時に見られず、ハッキリ言って不便でしかありません。
これが最初に言った、「デスクトップPCの使用者にはメリットがない」という理由です。
一応、タブレットモードでも、Windows 8にあった「スナップ」機能のように、画面を分割すれば複数のアプリを表示可能です。
- 2つ以上のアプリを起動した状態で、画面の上から下にスワイプ。
- 画面中央に境界線が現れるので、サムネイル化された起動中のアプリを、左右どちからに動かす。
出典:win-tab.net/
このスナップ機能はタブレットモード専用であり、デスクトップモードでは使用できません。ウィンドサイズを好きに変更できるので、使う必要性もないのですが。
ただ、デスクトップモードでは「Win+十字キー」でウィンドサイズを2分割や4分割にリサイズできる機能があり、これも「スナップ」という同じ名前だったりします。
ちょっと紛らわしいので、間違えないように気を付けましょう。
まとめ
据置端末でも携帯端末でも扱えるようにと変更を加えたら、中途半端になってどちらのユーザーからも不評だったWindows 8。
その反省を踏まえ、それぞれの端末に適したモードを用意し、柔軟に変更できるようにしたのがWindows10であり、このタブレットモードです。
今はまだ頻繁にモードを切り替える事もないので、恩寵が少なく感じられますが、Continuum搭載のスマホが普及し始めた頃、その真価を発揮するのでしょう。
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