Windows8で削除されてしまい、多くのユーザーが不満の声を上げていたスタートメニューが、Windows10では復活を果たしました。

それも、ただWindows7までのメニューに戻るのではなく、大きくてタッチ操作も容易な「タイル」が表示される「スタート画面」と一体化した、新たなスタートメニューとして進化を果たしたのです！

このスタートメニュー、デフォルト設定でも十分使いやすいのですが、細かなカスタマイズが可能となっています。

そこで、スタートメニューを自分好みに使いやすく変更する方法を説明致しましょう。

名称とサイズ変更

名称を確認しよう

カスタマイズの方法を語る前に、まずは名称確認をしておきましょう。

全体および左の欄を「スタートメニュー」、右側の「タイル」というアプリのショートカットが並んでいる部分を「スタート画面」と呼びます。

スタートメニューのサイズ変更方法

スタートメニューは上下左右の端をドラッグする事で、自由にサイズを変えられ、主にスタート画面の表示を大きくできます。

スタート画面の変更方法

スタート画面に並ぶタイルは、ドラッグで自由に動かせ、右クリックする事で画面から外したりサイズを変更したりできます。

タイルを追加したい場合は、「すべてのアプリ」などから、追加したいアプリを右クリックし、「スタート画面にピン留めする」をクリックして下さい。

タイルは「グループ」というフォルダのような物で管理されており、これをクリックすると名前の変更、ドラッグするとグループをまとめて移動が可能です。

新しいグループを追加したい場合は、タイルを何もない所にドラッグさせると自動で作成されます。

スタートメニューの変更

「よく使うアプリ」や「おすすめ」のアイコンは、ドラッグする事で並び替えができ、右クリックからピンを外したりアンインストールが可能です。

それ以外の変更に関しては、設定画面から行います。

1. スタートメニューから「設定」をクリック。
   　
2. 「パーソナル設定」をクリック。
   　
3. 左欄から「スタート」を選択。
   

項目はそれぞれ下記の通りとなっております。

（※画像をクリックすると拡大表示されます）

また、一番下の「スタート画面に表示するフォルダを選ぶ」から、「電源」の上に表示される項目を増やす事ができます。

まとめ

Windows10のスタートメニューはまだこれで完成という事はなく、アップデートの度に変更が加えられています。

作業効率に大きく影響を与える箇所ですし、是非とも自分好みにカスタマイズして、Windows10を快適にしていきましょう。