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パソコンが壊れた!? そんな時にやるべき確認&修理方法まとめ

ある日突然、パソコンが動かなくなる。PCユーザーにとってこれほど恐ろしい事態はありません。
ネットの普及で何でもできる便利な箱となったパソコンは、今や仕事でも趣味でも必須アイテムとなっており、1日使えないだけでも大損害を被りかねないからです。
しかし、「壊れたから修理に出そう」とか「修理は待てないから新品を買いに行く」と焦ってはいけません。
ちょっとした事で、壊れたと思っていたパソコンが直る可能性だってあるのです。
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放電と電源の確認
まず、電源ボタンを押してもランプが点灯せず、電源が入らない時は、電源ケーブルを1度抜いて、数十秒間そのままで放電してみましょう。パソコンは長時間使っていると帯電し、不要な電気が溜まって動作を阻害している事があるからです。
放電を終えたら電源コードを差し直します。
この時、パソコンだけでなくディスプレイや延長コードなども、きちんと接続されているか確認しましょう。コードが抜けかかっていて電源が入らなかったという初歩的なミスが、意外と起こるからです。
ここまでしてボタンを押しても電源が入らない場合、電源ユニットやマザーボード、ノートPCの場合はACアダプタやバッテリーに問題があると思われます。
該当パーツを買い替えるか、修理に出すのが賢明でしょう。
メモリの確認
電源は入るけど画面が真っ暗のままだったり、起動途中で止まってしまうという場合は、HDDかメモリ、OSに問題があると思われます。
まずはPCパーツで一番壊れやすいと言われる、メモリを確認してみましょう。
パソコンの側面パネルを開いて、一度メモリを外してから差し直してみると、意外と症状が直る事があります。メモリの詳しい取り外し方は、下記のサイト様をご参考下さい。
○メモリの取り外し方・取り付け方 -TSUKUMO
メモリが2枚以上差さっている場合は、片方だけ差して起動するか確かめてみるのもありです。複数のメモリを差している場合、1枚でも故障した物が混ざっていると、エラーが出て起動しません。
そこで、壊れたメモリを見つけ出して外し、無事な方だけを差してあげると、ちゃんと起動してくれるのです。
当然ですが、メモリを外すとそのぶん性能が落ちるので、早めに買い足しておきましょう。
OSのクリーンインストール
メモリにも異常がなかった場合、OSのデータか破損している可能性が大です。
かなり面倒な作業になりますが、1度データを真っ新な状態にして新しくOSを入れ直す、クリーンインストールをするべきでしょう。
詳しい手順は下記のサイト様をご覧ください。
○【少し面倒】無償アップグレードのWindows 10をクリーンインストールする手順
⇒【少し面倒】無償アップグレードのWindows 10をクリーンインストールする手順
○OS X El Capitan(エルキャピタン OSX 10.11)をクリーンインストールする方法
⇒OS X El Capitan(エルキャピタン OSX 10.11)をクリーンインストールする方法
ただ、クリーンインストールをすると、データは全て消去されてしまいます。どうしても回収したい大切なデータがある場合、まずパソコンからHDDを取り外してみましょう。
○デスクトップ型パソコンのハードディスク(HDD)の取り外し方
⇒デスクトップ型パソコンのハードディスク(HDD)の取り外し方
そして、取り出したHDDを外付けケースなどに入れて、他のパソコンに繋げば、無事にデータをサルベージできます。
もし、取り出したHDDを読み込めなかった場合は、OSのデータではなくHDDが物理的に故障している証拠です。
データのサルベージは諦め、新しいHDDを買ってOSをインストールしましょう。
警告音の判別
ちなみに、パソコンに異常があった時に鳴る「ビープ音(警告音)」は、エラーの種類によって音のリズムが違います。詳しくは下記のサイト様をご覧ください。
○BIOSビープ音「ハードウェア異常の警告音一覧」
PC上級者であれば、この音から故障個所を判別し、パーツ交換やBIOSの設定を直すことで、パソコンを修理できます。
しかし、初心者の場合は下手に手を出すと、余計に壊してしまう可能性があります。
大人しく修理に出すか買い替えた方が無難でしょう。
まとめ
落雷やウィルスのような要因がなくとも、経年劣化によって本当に突然、パソコンが壊れてしまう事はあります。
そんな時はまず落ち着いて、上記の方法を一度試してみては如何でしょうか。
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