LINE
もう稼げない!自作LINEスタンプ販売は既に血の海と化していた!?

スマホアプリ利用者数で3年連続1位を達成した「LINE」。
スマホユーザーならほとんどの人が使っているこのLINEで、何十万円も稼げる副業として一躍話題になったのが「LINEスタンプ」の販売です。
ランキング上位ともなると年間1,000万円も稼げると、夢の広がる話をよく聞きます。ですが「よし、私もやってみよう!」とチャレンジするのは少々お待ち下さい。
何十万円も稼げたのは遥か昔の事。今では数千円どころか、下手をすれば1円も得られず終わる可能性の方が高いのです!
LINEスタンプの販売方法
なぜ儲からないのかご説明する前に、LINEスタンプ販売までの流れを見てみましょう。
まず「LINE Creators Market」に登録します。
LINE Creators Market
あとはガイドラインにそって、オリジナルのスタンプ画像40個を作成するだけです。完成したらLINEに販売申請をして、検査のすえ問題がなければ販売されます。
詳しい工程を知りたい方は、下記のサイト様をご覧ください。
とりあえず、40個のスタンプ画像さえ用意できれば、誰でも販売できます。画像1個の作成に2時間かかるとして、2×40=80時間くらいは必要でしょうか。
時給1,000円換算として、8万円も稼げれば十分元は取れたと考えてよいでしょう。
飽和したLINEスタンプ市場
さて、肝心のもう儲からなくなってしまった理由ですが、単純に「LINEスタンプの販売数が増えすぎたから」です。
2014年5月、自作LINEスタンプ(クリエイターズスタンプ)の販売が開始された当初、登録されていたスタンプは400個ほどしかありませんでした。
しかし、2015年12月現在では12万個以上ものスタンプが販売されており、毎月1,000個の新作が追加され、さらに21万個のスタンプが審査中だと言われております。
LINEの国内ユーザー数は約6000万人ほどですが、お金を出して有料スタンプを買っている層は2割しかいないそうです。つまり1,200万人居る顧客が、当初は400個に集中していたのに、今では12万個にも分散してしまったのです。
単純計算でも1人辺りの利益が300分の1に薄まったわけですから、それは儲かる筈もありません。しかも、最初にスタンプをある程度購入した層は、それで満足して新しいスタンプを買わなくなります。
また、顧客の多くは皆が使っている人気のある物、つまり沢山売れていてランキング上位のスタンプばかりを買って、面白いけど新しくて売れていないスタンプに手を伸ばしません。
どこの市場でも言える事ですが、売れた物は人気になってさらに売れ、売れない物は人気が出ずさらに売れません。
そして、売れるのは一番最初に手を出したアンテナの鋭い人だけで、後追いを始めても遅いのです。
つまり、LINEスタンプ市場は既に食い荒らされて魚の残っていない、レッドオーシャン(血の海)と化してしまったのです。
報酬の減額
稼げない理由はそれだけではありません。開始当初、LINEスタンプは1個100円で売り上げの50%、つまり1個売れれば50円得られる仕組みでした。
しかし、2014年12月26日から、なんと製作者の取り分が35%に減ってしまったのです。
1個で50円から35円にまで減り、1,000万円稼いでいた人が700万円にまで減らされた訳ですから酷い話です。
しかも、2015年4月には「為替レートの変動に合わせて」という理由で、スタンプの値段が100円から120円に値上がりしてしまいました。
確かに、単価が上がって製作者に入ってくるお金は増えました(35円→42円)。しかし、値上がりで顧客が商品を買わなくなってしまっては、むしろマイナスでしかありません。
利益率が減り、顧客数も減ったとあっては、儲かる筈がないのです。
現在、月に1万円以上売れているスタンプは全体の1%(1,200個)で、残りの99%(11万8,800個)は1日1個売れるかどうかのようです。1%の中に入り込める、自信と才能の有る方以外は、時間の無駄にしかならないでしょう。
下記のサイト様で、実際にLINEスタンプを販売してどれくらい儲かったか検証していますので、ご参考下さい。
狙い目は「動くスタンプ」と「着せかえ」
「それでもLINEスタンプで一儲けしたい!」というチャレンジ精神旺盛な方には、現在のLINEスタンプではなく、今後始まる「動くスタンプ」と「着せかえ」の市場を狙う事をおすすめします。
2015年12月現在、各企業が公式販売している物しかない、アプリやトーク画面を変更する「LINE着せかえ」が2016年前半に、アニメーションする「動くスタンプ」が2016年後半に、ユーザーも製作・販売できるように解放する予定なのだそうです。
クリエイターズスタンプと同様、開始当初は競争相手が少なく、購入者が集中するでしょうから、今LINEスタンプに挑むよりは勝算のある市場だと思われます。
当然、着せかえにせよ動くスタンプにせよ、従来の1枚絵で済んだLINEスタンプより、製作には高い技量が求められます。
しかしそれは、技量の低い製作者が大挙して押しかけず、市場が飽和しずらいというメリットでもあります。本気で取り込むクリエイターの方にとっては、むしろ好都合と言えるでしょう。
まとめ
今からでは遅すぎて稼げないLINEスタンプですが、大漁を狙える澄んだ青い海(ブルーオーシャン)はまだまだ残されております。
腕に自信のある方々は、是非とも挑戦してみて下さい。
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