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どっちを選ぶ?Surface BookとSurface Pro 4のスペックを徹底比較!

Microsoft社の最新ノートPC「Surface Book」が2016年2月4日に、遂に日本でも発売される事となりました!
既に予約も始まっており、全国量販店やMicrosoftストアで予約購入すると、特性Surface ペンスタンドがプレゼントされるそうです。
さて、このSurface Bookですが、普通のノートPCと違い、液晶ディスプレイとキーボードを分離して、タブレットPCのように使う事ができます。
そうなると気になるのが、昨年11月12日に発売され、高性能なCore i7モデルも1月22日に発売決定となったMicrosoftのタブレットPC「Surface Pro 4」との性能差です。
果たしてどちらが優れているのか、徹底的に比較してみましょう。
外形の比較
それではまず、互いのサイズや重さを見てみましょう。
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画面のサイズ |
13.5インチ |
12.3インチ |
解像度 |
3000 x 2000 (267 PPI) |
2736 x 1824 (267 PPI) |
寸法 |
312.3mm ×232.1mm ×13.0 – 22.8mm |
約292.1 mm ×201.4 mm × 8.4 mm |
重量 |
1,516g (キーボードを含む) |
766g(タイプ カバーを除く) |
Surface Bookの方が一回り大きく、画面が見やすいのが分かります。
重量はSurface Bookの方が2倍もあるように感じられますが、Surface Pro 4の方もタイプカバー(310 g)を含めれば1,076gとなりますので、約1.5倍となります。
見やすい大画面はSurface Book、軽い携帯性はSurface Pro 4に軍配が上がります。
演算性能の比較
続いてPCにとって一番重要な処理能力の差を見てみましょう。
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記憶容量 |
128 GB、256 GB、512 GB |
128 GB、256 GB、512 GB |
CPU |
第6 世代Core i5、i7 |
第6 世代Core m3、i5、i7 |
グラフィックス |
Intel HD グラフィックス 520 NVIDIA GeForce グラフィック プロセッサ |
Intel HD グラフィックス 515 Intel HD グラフィックス 520 Iris グラフィックス |
RAM(メモリ) |
8 GB 、16 GB |
4 GB、8 GB、16 GB |
OS |
Windows 10 Pro |
Windows 10 Pro |
こうして見るとSurface Pro 4の方が選択肢が1つ多いだけで、性能の差はない事が分かります。
ただ、ここでちょっと注意して欲しいのが、カタログスペックだと分からない差です。
それは、Surface Pro 4のキーボード(タイプカーバー)はただのキーボードなのですが、Surface Bookのキーボードには「外部GPUやバッテリーが搭載されている」という点です。
簡単に言うと「キーボードを外すと性能が低下する」のです。
つまり、キーボードを外してタブレットPCとして使用する場合、Surface Pro 4よりも劣ってしまいます。
Surface BookのタブレットPCとしての使用はあくまでオマケであり、キーボードと共にノートPCとして使うのが本来の形と言えるでしょう。
価格の比較
最後に細かな仕様と、気になるお値段の方を見てみましょう。
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バッテリー |
最長約12時間の連続ビデオ再生が可能 |
最長約9時間の連続ビデオ再生が可能 |
カメラ |
前面500万画素 背面800万画素と1080p HDでのビデオ撮影 |
前面500万画素 背面800万画素 |
ポート |
フルサイズ USB 3.0 ×2 フルサイズ SD カード リーダー SurfaceConnect ヘッドセット ジャック Mini DisplayPort |
フルサイズ USB 3.0 ×1 microSD カード スロット SurfaceConnect ヘッドセット ジャック Mini DisplayPort ヘッドセット ジャック カバー用端子 |
価格 |
221,184円~372,384円(税込) |
134,784円~312,984円(税込) |
バッテリーの稼働時間はSurface Bookの方が3時間も多いですが、これは前述した通りキーボードの方にもバッテリーが搭載されているためです。
カメラ、ポートはほぼ同じですが、Surface Bookのポートは全てキーボード側に搭載された物なので、やはりキーボードが無いと出来る事が減ってしまいます。
価格ですが、Surface Pro 4が安いのは低性能の「128GB / Intel Core m3 – 4GB RAM」モデルが有るからで、同性能で考えるとそこまで差はありません。
それにSurface Pro 4の方はタイプカバー(17,712円)が別売りとなっています。
これを含めて互いの最高機種を比べると、Surface Bookの方が約4万円ほど高いようです。画面の大きさ、そして半分本体のような高機能キーボードの差でしょう。
これもカタログスペックからは分かり辛いのですが、Surface Bookのキーボードはタイプカバーよりもキーの間隔が良くて打ちやすく、タッチパッドも大きくて操作しやすくなっています。
また、本体との接続部がヒンジ状になっており、好きな角度にできるのも魅力です。
このキーボードをどう見るかが、Surface BookとSurface Pro 4の差と言えるでしょう。
まとめ
総括すると「持ち運び用のタブレットPC」としてはSurface Pro 4、「高性能なノートPC」としてはSurface Bookが良いという事です。
結局、タブレットPCとノートPCのどちらが欲しいのか、それを良く考えて購入しましょう。
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