疲れ目・眼精疲労対策
目がショボショボ!疲れ目を放置すると危険な3つの理由

パソコンを長時間使っていると、目がかすんだり、ぼやけたりして良く見えなくなり、何やら頭痛までしてきた事はありませんか?
「ただの疲れ目だし、少し休めば治るだろ」と軽く考えていると、疲れ目よりももっと酷い眼精疲労になってしまうかもしれません。
この眼精疲労、放置していると目だけでなく、体中に様々な悪影響が出てしまう大変危険な症状なのです。
肩こり
眼精疲労と肩こり、一見関係がなさそうに見える2つですが、これは深く結び付いています。
なんと、眼精疲労の方のうち、2人に1人は肩こりになってしまうほどです。
目が疲れて焦点が合いにくくなると、自然と顔を前に出して物を見ようとしてしまいます。
この前かがみの姿勢が、首を支える肩の筋肉に負担を掛けてしまい、疲労物質が溜まり血行が悪化して肩こりが発症してしまうのです。
正しい姿勢で座り、肩への負担を減らすためにも、目の健康が大切な事が分かります。
頭痛、吐き気
眼精疲労になると激しい頭痛や吐き気をにも襲われます。
この原因はよく分かっていませんが、目の奥に集中している末梢神経に溜まったダメージが、頭痛や吐き気として表に現れているようです。
頭痛や吐き気はやる気や集中力の低下を招き、作業の効率も落ちてしまいます。
「早く仕事を終わらせないと」と無理をして目を酷使せず、時々は休ませた方が効率アップするはずです。
様々な病気
目の疲れが休めば回復するものではなく、深刻な病気のせいである場合があります。
下記はその一例です。
○緑内障
眼球の視神経が圧迫されて、視野が狭まっていく症状です。
長い時間をかけてゆっくりと症状が進むため、病気と気付きにくく、治療が遅れると失明してしまう危険があります。
○白内障
目の中の水晶体が白く濁ってしまう病気です。
加齢によって発生する事が多く、80歳を超えると殆どの人が発症するそうです。
人によっては40歳前後から発症する事もあり、手術をせず放置すると失明してしまいます。
○糖尿病網膜症
目の奥の網膜が糖尿病のせいで傷んでしまう合併症です。
成人が失明する原因の第1位となっており、大変危険です。
糖尿病は太っている人が掛かると思われがちですが、痩せていても糖尿病になっている事はあります。特に日本人は遺伝的にかかりやすいそうなので、十分な注意が必要です。
この他にも群発頭痛や脳腫瘍など、様々な病気の症状が、目の疲れとして出ている可能性があります。
休憩しても目の痛みが消えないようなら、それは体からのレスキュー信号です。病院に行って一度検査して貰った方がよいでしょう。
まとめ
「風邪は万病の元」という格言ではありませんが、1つの病気や不調から、全身の調子が崩れてしまう事は珍しくありません。
たかが目の疲れと放置せず、休憩やマッサージを挟んで健康を維持していきましょう。
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