現在、auのスマホを使える格安SIMは「mineo（マイオネ）」と「UQ mobile」の2つだけです。

では、どちらがよりお得なのか、それを徹底比較してみました。

料金比較

まずは料金の比較です。どちらもデータ通信のみのプラン料金となっています。

同じ3GBプランを見ると、mineoの方が80円安いようです。

また、mineoの方がプランが細かく分かれているので、「あまりスマホを使わないので、とにかく節約したい」という方にも向いています。

しかし、「毎日何時間も動画を見たりゲームをしている」というヘビーユーザーにとっては、無制限プランがあるUQ mobileの方が最適と言えます。

速度比較

速度に関しては、はっきり言ってUQ mobileの圧勝です。

出典：www.itmedia.co.jp/

上のグラフは2015年10月に、最も電波が混雑する昼時（12：37～12：53）に、JR横浜駅西口で計測した結果なのですが、UQ mobileは本家auすら超える下り平均78.75Mbpsという、1時間の動画すら3～5秒でダウンロードを終える、驚異的な速度を叩きだしています。

対するmineoは下り平均0.53Mbps（約500kbps）と、150分の1程度しか出ていません。

これではテキストサイトは見られても、動画やゲームは止まってしまう危険性があります。

もちろん、mineoも混雑時を除けば、そこそこ快適な速度が出ていますが、やはりUQ mobileには及びません。

その他の比較

その他の細かな仕様も見てみましょう。

セット販売の端末数

格安SIMの契約と同時に買える端末（スマホ本体）の種類はmineoが4種類、UQ mobileが2種類とどちらも少な目です。

そもそも、端末を買い替えるのなら、au系のmineoやUQ mobileにこだわる必要もありません。

ドコモ系の格安SIMも含めると、楽天モバイルが20種類以上と一番多彩なセット販売を行っています。

• 楽天モバイル
  

最低利用期間、解約料金、MNP転出料

UQ mobileに限らずどの格安SIMでもそうですが、音声通話が可能なプランには、最低利用期間が設けられており、期間内に解約した場合は契約解除料を取られます。

mineoはその最低利用期間、契約解除料が無いのが売りなのですが、代わりにMNP（のりかえ）の手数料が高額に設定されています。

auなどの大手が設けている2年縛りと違い、1年以上経てば解除料もMNP手数料への上乗せも消えて、いつでも気楽にのりかえ出来るので、そこまで大きなデメリットではありません。

一応、mineoの方がMNP手数料が1,000円安いので、1年後にのりかえる予定があるなら、UQ mobileよりお得と言えます。

まとめ

プランの自由度が高く、月々の料金を節約するならmineo。

 通信速度が圧倒的に速く、容量無制限プランもあってネットが快適なのはUQ mobile、という結果になりました。

節約と速度、どちらが自分に大切かを考えて契約先を選ぶと良いでしょう。

mineoとUQ mobileの公式サイトはこちら