スマホアプリ
スマホアプリ開発で稼ぐ仕組みを解説!広告収入はどれくらい稼げる?

ここ数年、スマホ関連の事業を展開する企業の業績の伸びが著しいです。ゲームアプリ、ニュースアプリ、家計簿アプリにカップル専用のアプリなど、様々なスマホアプリを各社が提供しており、これらはすでに人々の生活に欠かせないものになりつつあります。
スマホが登場するまでは存在しなかった「スマホアプリ市場」では企業だけでなく、個人が作成したアプリが短期間で大金を稼いだという話も聞きます。
活況のスマホアプリ市場、そもそもスマホアプリで稼ぐとはどういうことなのか?どれくらい稼げるのか?をお伝えします。
iPhoneアプリで稼ぐ仕組み
iPhoneアプリはappleが提供する「APPStore」を通して、世界中のユーザーに提供することができます。前提として、APPstoreでアプリを公開するためには年間11,800円(変動あり)の費用を払う必要があります。
iPhoneアプリで稼ぐ方法は大きく分けて下記の3つです。
- 有料販売で稼ぐ
- 広告収入で稼ぐ
- アプリ内課金で稼ぐ
それでは、上から順に説明していきます。
1.有料販売で稼ぐ
作成したアプリに値段をつけて、有料のアプリとして提供する方法です。販売価格は自由に決めることができます。
例えば値段を100円と設定して、100人のユーザーに購入されれば100×100=10,000円の売上が生まれます。
しかし販売手数料として売上の30%はappleに支払われ、売上を振り込んでもらう際に振り込み手数料が必要です。なので実際に手にできるのは売上の70%から振り込み手数料を引いた金額となります。
2.広告収入で稼ぐ
無料アプリの多くはこの方法で収益を上げています。
無料アプリをダウンロードして使用してみると、画面の端や時にはポップアップで他のアプリのダウンロードや購入を促す広告、あるいは商品広告等を見たことがあると思います。
広告を出向したい企業に対して、アプリの中のスペースを一部提供し、アプリ提供者が企業から広告収入を得る仕組みとなっています。ユーザーが広告をクリックをした回数に応じて、あるいは単純にアプリのダウンロード数に応じてと広告料が支払われるというのが一般的です。
3.アプリ内課金で稼ぐ
TVCMをしているようなスマホゲームを提供している企業が収益を上げているのがこのアプリ内課金の仕組みです。
ユーザーは課金をして、課金額に応じたサービスを受け取ります。例えば「ガチャ」と呼ばれるくじ引きアプリ内で行い、アプリ内で使えるアイテム等を得ることが出来ます。
上記の2つに比べると、より専門的な知識や決済システムが絡んでくるので、個人が取り組むには少しハードルが高い方法かもしれません。
androidアプリで稼ぐ仕組み
androidアプリで稼ぐ仕組みもiPhoneアプリと同様で下記の3つです。
- 有料販売で稼ぐ(販売手数料は同様に30%をgoogleに支払う)
- 広告収入で稼ぐ
- アプリ内課金で稼ぐ
iPhoneアプリと違う点といえば、androidアプリは主にgoogleが提供するアプリのマーケット「GooglePlay」で世界中のユーザーに向けてアプリを提供することになります。iPhoneアプリは年間10,000円以上の費用を支払う必要がありますが、こちらは初回に25ドルを支払うだけで良いので少し安くアプリを公開することができます。
iPhoneアプリ、andoroidアプリはそもそも開発するための言語・手法も違うので、一概にどちらのアプリの方が稼ぐのに有利かというのは言えません。個人の好みや使ってほしいユーザーのことを考えて選んでいくのが良いでしょう。
どれくらい稼げる?
世界のアプリ市場を調査するDeveloper Economicsが調査したレポート「Developer Economics Q3 2014」によると、「アプリの提供者の半数は月1万の収入も得ていない」という結果が出ています。
月間100万円以上の売り上げがあるのは12%、5,100万円以上は1.6%とのこと。大きく儲けるというのはやはり一部のアプリ提供提供者のみということでしょう。しかし、限られた数ではありますが、個人で稼ぐことが出来るのも事実です。
ちなみに世界のアプリ売上の中で8割はゲームアプリ。日本では9割がゲームアプリの売上となっています。個人で売上をあげているのも、無料アプリで広告収入というパターンが多い様です。
今はアプリ開発のための知識・技術はWEBでも得ることができますし、スクールなども数多く存在します。まだまだこれから伸びると言われるスマホ市場。この機会に勉強をして、飛び込んでみるのも良いかも知れません。
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