パソコン
マウスが動かない!?唐突な危機の原因と対処法

キーボードによるコマンド入力でしか、パソコンを動かせなかった時代を覚えている方は、いったいどれだけ居るでしょうか。
当時、「とにかく難しくて分らない物」として敬遠されがちだったパソコンを、誰にでも使える簡単な物にし、今や全世界で10億台以上と言われるほど、パソコンを普及させた立役者、それが「マウス」です。
誕生から40年以上が経った今、マウスはキーボードと並んで欠かせない入力装置となりました。
ですが、その弊害と言うべきか、「マウスが壊れて、パソコンが全く動かせない!」と悲鳴を上げる人が増大しています。
「マウスが駄目なら、キーボードを使えばいいじゃない」というパソコン上級者はともかく、初心者にとってマウスの故障は死活問題です。
そこで、マウスが動かない時の対処法をお教えしましょう。
まず基本的な確認しよう
「壊れた、買い換えないと!」とお店に走る前に、まずは下記を試してみましょう。
- USBケーブルが抜けていないか確認。
- 別のUSBポートに差してみる。
- ワイヤレスマウスの場合、電池が切れていないか確認する。
- マウスを裏返し、レンズの部分を綿棒などで掃除する。
- 机やマウスパッドを掃除、または交換してみる。
- パソコンを再起動してみる。
上記を試しても駄目でしたら、デバイスドライバに問題があるかもしれません。
ドライバの再インストールしてみる
デバイスドライバはパソコンに装着した機器(キーボード、CDドライブ等)を動かすためのソフトですので、これが壊れていると、本体が正常でも上手く動いてくれません。
1.デバイスマネージャーを開く(win8の場合、「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスマネージャー」で開きます)
2.「マウスとその他のポインティングデバイス」から問題のドライバを選択。
3.「操作」メニューから「削除」を選択。
4.あとはパソコンを再起動し、マウスを差し直せば、自動でドライバが再インストールされます。
これでも動かないようでしたら、マウスの本体が壊れてしまったと見るべきでしょう。残念ながら買い換えるしかありません。
マウスキー機能を使う
「夜中でマウスを買いに行けない、でも今直ぐパソコンを動かさないと!」という緊急事態でも、マウスキー機能と言って、テンキーでマウスの代用が可能です。
1.「左Shift」「左Alt」「Numlock」の三つのキーを同時に押す。
2.「マウスキー機能」のウインドウが出るので、「OK」で「スペース」キーを押す。
3.タスクバーにアイコンが現れ、マウスキー機能が使えるようになります。
操作方法は下記の通りです。
- 「1~9のテンキー」:上下左右の移動。
- 「/」:左クリック。
- 「-」:右クリック。
詳しくはこちらをご覧下さい。
⇒マウス キー機能を使用してマウス ポインターを移動する-Windows
まとめ
色々と対処方法を上げましたが、結局の所、一番簡単なのは「別のマウスに換える」だったりします。
キーボードのオマケだった頃と違い、今やパソコンに必須のアイテムとなったマウス。高い物でもありませんし、一つは予備を用意しておいては如何でしょうか。
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