2016年3月に発売されたiPhone SEは、2013年9月に発売されたiPhone 5sと同サイズのバージョンアップ版でした。このため、中古市場ではiPhone 5sが大幅な値崩れを起こしています。

はたして、新品のiPhone SEを買うのが良いのか、それとも中古のiPhone 5sを買う方がお得なのか、徹底的に比較してみました。

スペック比較

まずはiPhone SEとiPhone 5sのスペックを改めて比較してみましょう。

CPUやメモリといった処理速度が順当に上がり、背面カメラの性能も向上しています。

ただ、サイズはもちろん、ストレージの容量や前面カメラは変わっておらず、メモリが2倍になった事以外は、大きな差がないとも言えます。

中古iPhone 5sの価格

それでは中古iPhone 5sの価格がどれほど安くなっているのか見てみましょう。今回は「ソフマップドットコム」の価格を参考させて頂きました。

出典：www.sofmap.com/

なんと22,800円～35,800円と、新品のiPhone SEの半額で購入可能です。しかも、上記は格安SIMでも使える会社が多い、ドコモのSIMロックが掛かったiPhone 5sでの話です。

auの物だと13,800円～25,800円、ソフトバンクの物だと14,800円～27,800円とさらにお得です。（auのiPhoneが使える格安SIMは「UQ mobile」と「mineo」の2つのみ。ソフトバンクのiPhoneを使える格安SIMは無いのでご注意ください）

ちなみにSIMロックフリーのiPhone 5sも1つだけ販売していましたが、37,800円と少しだけ高額でした。

出典：www.sofmap.com

中古iPhone SEの価格

参考までにiPhone SEの方も中古価格をご覧いただきましょう。

出典：www.sofmap.com/

40,800円～56,800円と新品と比べて1万円も安くなっていません。しかも、格安SIMでは使えないソフトバンクの物です。

（SIMロック解除は購入から6ヶ月後でないと出来ないので、最低でも2016年9月末日を過ぎないと格安SIMでは使えません）

これならApple公式サイトで、新品かつSIMロックフリーのiPhone SEを購入するべきでしょう。

まとめ

処理速度の必要な重いゲームアプリで遊ぶのなら、メモリの多いiPhone SEを新品で購入するべきです。

しかし、あまり重いアプリを使わず、ネットやメールしかしないのでしたら、半額で手に入る中古iPhone 5sも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。