iPhoneが急に充電できなくなった、そんな経験はありませんか？

少し前までちゃんと充電できていたし、壊れた訳でもないのに何故なのか。今回はそんな充電不良の原因と対処方法を、分かりやすくご説明致します。

断線を確認

まず、充電用のLightningケーブルが断線していないか確認しましょう。

出典：www.appps.jp/

ここまで明らかに壊れていなくても、内部で断線している事があるので注意が必要です。怪しいと思ったら買い替えを検討しましょう。

また、Lightningケーブルは断線しやすいので、事前に対策をしておく事も大切です。下記ツイートのようにボールペンのバネなどで補強しておくと良いでしょう。

Apple製品を買ったら一番最初にする事は、充電コードの根元をボールペンのバネで補強する事。これをやってから千切れ無くなった pic.twitter.com/uytFYiSmhR

— 恍惚のタコヤキ (@takoyaki_ogre) 2014年10月31日

端子の掃除

Lightning端子が汚れていると、接触不良で充電できなくなります。そんな時は綿棒やティッシュペーパーで軽くこすって汚れを落としましょう。

汚れが酷いようでしたら、マニキュアを落とすのに使う「除光液」を綿棒に垂らすと、より綺麗に汚れが取れます。

充電ケーブルは純正を使用

断線や汚れがなくとも、Appleの純正ケーブル以外だと充電できない可能性があります。

純正品は高価であり、他社が販売しているケーブルの方が安いので、つい手が伸びてしまいますが、『Apple公認』等と書いてあっても、上手く充電できない事が多々あります。

安物買いの銭失いという言葉もありますし、高くてもできるだけ純正品を購入しましょう。

⇒Lightning – USBケーブル（1 m）

コンセントで充電

iPhoneのバッテリーをほぼ空まで使ってしまうと、下記のような表示が出ます。

この時、パソコンのUSB端子やモバイルバッテリー等では充電できない事があります。USBなどは電圧が低いのが原因だそうで、電圧の高いご家庭のコンセントに接続して充電してみてください。

10分ほど充電してバッテリーがある程度回復すれば、使えるようになるはずです。

iPhoneを再起動

iPhoneの動作が不安定だったり、フリーズしている場合も充電できない事があります。そういう時は一度再起動を行い、iPhoneを安定させてやりましょう。

①電源ボタン（スリープ解除ボタン）を5秒以上押し続ける。

②「スライドで電源オフ」と表示されるので、指でスライド。

③電源がオフになったら、再び電源ボタンを押し続けて再起動。

出典：support.apple.com/

バッテリーの寿命

上記を試してもダメな場合は、バッテリーが寿命を迎えた可能性があります。iPhoneのバッテリーはフル充電＆放電を400回繰り返すと、元の80％までしか充電できなくなるほど劣化します。

1日1回の充電とした場合、1年1ヶ月で20％はダウンする計算です。

寿命を迎えた場合は、Apple Store直営店などに持ち込むか、Appleサポートに配送修理を頼んで、バッテリーの交換をするしかありません。

購入から1年以内で容量50％を維持できない等、明らかな不具合の時は無償で交換して貰えますが、それ以外だと交換費用9,400円が掛かるのでご注意ください。

⇒Apple サポートへのお問い合わせ

まとめ

ちゃんとしたケーブルをコンセントに差し、iPhoneを再起動すれば大抵は充電可能となります。これでダメな場合や、やはりサポートセンターに連絡するのが良いでしょう。