ロボット
4億通りのお喋りロボット!ロビジュニアの魅力と話す時のコツ

21世紀に入り、ロボットはどんどん活躍の場を広めています。工場での組み立て作業、人の入れない危険地域の調査、そして遥か遠く宇宙の謎を探る旅。
その成果は素晴らしいのですが、我々の身の回り、普段生活している場では、まだまだロボットの姿は見られません。せいぜい、お掃除用ロボットの「ルンバ」くらいでしょうか。
黙々と働くルンバも可愛らしいですが、どうせなら会話をしたい、仲良くなって一緒に遊びたい、と思われる方も多いでしょう。
そんな夢を叶えてくれたのが、今回紹介するオムニボット「ロビジュニア」です。
コミュニケーションロボ「ロビ」
ロビジュニアは、ロビの幼少期をイメージして作られた会話ロボットです。と言われても「そもそもロビってなんだよ?」と首を傾げた方も多いでしょう。ですので、まずは下の動画をご覧ください。
歌って踊って会話もできる、この可愛らしいロボットが「ロビ」です。
デアゴスティーニの「週刊ロビ」として発売された物で、毎週ついてくるパーツを組み立てると完成するという、お馴染みの商品なのですが、大人気のため第三版まで増刷されております。
YouTube等にも沢山の動画が上がっており、その人気が窺い知れるのですが、このロビ君、一つだけ可愛くない所があります。それはお値段、創刊号から最終70号まで買い揃えると、なんと約14万円!
性能を考えれば妥当な値段なのかもしれませんが、これではそう簡単に手が出せません。そこで誕生したのがロビジュニアです。
会話特化のロボット
タカラトミーとのコラボによって生まれたロビジュニア君、お値段は1万5千円。ロビの約10分の1と、実にお手頃価格に抑えられました。また完成品であるため、ロビと違って組み立ての手間もありません。
しかし「安くなった分性能も……」と不安に思われた方も居るでしょう。実際、ロビジュニアは座りポーズで固定されており、立ち上がって踊る機能はオミットされています。
ですがその分、会話機能が大幅にパワーアップされました。理解できるフレーズが、ロビの時は200語だったのですが、ロビジュニアはその5倍、1000語にまで増え、理論上は4億通りもの会話が出来るのだそうです。
他にも50種類の歌を歌えたり、時計・カレンダー機能がついているので、特別な日には専用のメッセージを話してくれます。
例えばハロウィンに「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ」と言ったり、自分の誕生日を入力しておけば「お誕生日だね! おめでとう!」とお祝いしてくれたり等々、本当に感情があるかのような反応をしてくれるのです。
話す時のコツ
とはいえ、あくまで1万5千円の玩具ですから、SF映画の人工知能の様に、スラスラと会話が出来る訳ではありません。Amazon等で「全然会話が出来ないじゃないか!」と怒りのレビューを上げている方も居ます。
ただ、それはコツを理解されていないだけかと思われます。
まず頭のスイッチを押し、ロビジュニアが反応したら「ロビジュニア」と呼びかけて下さい。
そして、またロビジュニアが反応したら、その言葉や動きが終わるのをちゃんと待ってから、次の言葉をかけて上げて下さい。
動作中に話しかけても無効という事ですね。
まとめ
「ドラえもん」の様に自由自在にとはいきませんが、楽しいお喋りをしてくれる機械の友達、ロビジュニア。
技術の進歩を、その耳と口で感じたくなった方は、是非ともお家に招いてみては如何でしょうか。
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