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Windows10のパッケージ・ダウンロード版が販売!DSP版の注意点も

2015年7月29日、無償アップグレードという驚きの方法で登場した「Windows10」。細かな問題は有りましたが、「スタートメニュー」の復活など、おおむね好評を得ているようです。
そこで「せっかくだし、新しいパソコンを自作して、Windows10を入れよう!」と考えておられる方も居るのではないでしょうか。
そんな皆様に朗報です、アップグレードから送れる事2ヶ月、ついにWindows10のパッケージ版、ダウンロード版が発売されました!
発売日と価格について
発売日は2015年9月4日、既に全国の販売店で購入が可能です。お値段はパッケージ版、ダウンロード版共に共通で、下記の通りになっています。
- Windows 10 Home:13,800円(税込みで14,904円)
- Windows 10 Pro:25,800円(税込みで27,864円)
今回のパッケージ版はDVDメディアからUSBメモリーに変更され、32ビット版と64ビット版が両方とも入っているという、地味に嬉しい仕様となっています。
DSP版にご注意
ようやく発売されたWindows 10ですが、1ヶ月前の8月1日、既にDSP版では発売されておりました。
DSP版とは何かと言うと、PCパーツと一緒に買うと、Windowsが安く買えるというサービスです。Windows7で比較すると、パッケージ版では4万円近くしたものが、DSP版なら約1万円と、驚きのお値段で買えてしまいます。
ですので、従来ならばDSP版一択だったのですが、今回のWindows10ではパッケージ版にした方が無難なようです。
何故かと言うと、まずはお値段、パッケージ版もDSP版も差がありません。
Windows10は元から安めですし、まだ発売直後なためか、DSP版も殆ど割引していません。むしろ、Home版に限ればパッケージ版の方が1000円ほど安いくらいです
そしてDSP版には「セット購入したPCパーツを組み込んだ、そのパソコンにしかインストール出来ない」という最大の欠点があります。
つまり、別のパソコンにWindows10をインストールしようと思った時、そのPCパーツを絶対に使わないといけないのです。パーツの性能が落ちても迂闊に換えられないし、まして壊れたりすれば、Windowsのインストールが二度と出来なくなります。
また、DSP版では購入時に32ビット版、64ビット版のどちらか一つしか選べず、後で変更する事も不可能となっています。
もう少し時間が経ち、DSP版の値段が下がれば話は別ですが、今の所はデメリットしかないので、パッケージ版の方を購入しましょう。
補足:OEM版について
ついでですので、「OEM版」についても説明しておきましょう。これはパソコンに元からWindowsがインストールされているもので、自作好きの方でもない限り、普通はこれを使っていると思います。
DSP版同様、パッケージで買うより安くWindowsが手に入る反面、他のパソコンにインストール出来ないというデメリットがあります。
とはいえ、普通はパソコンを買ったら故障するか、性能が足りなくなるまで使いますし、その頃には新しいWindowsが出ているでしょうから、大して気にはならないでしょう。
既にWindows10のプリインストールモデルが各社から発売されていますので、特に拘りがなければこちらの購入をお勧めします。
まとめ
Windows8から約3年、ついに誕生した新たなOS・Windows10。これから主流OSとして、趣味でも仕事でも長いお付き合いとなる事でしょう。
ですので、導入の際は上記の事に注意し、よく検討してから購入しましょう。
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Windows 10 販売开始,ダウンロード版購入方法
2015年7月29日0時から、Windows10は発売を迎え、Windows7、Windows8.1のユーザは無償でWindows10にアップグレードできます。またシステムアップグレードなどの方法によりWindows10へのアップグレードも可能です。
公式サイト(microsoftstore)により、今回発売したWindows10にはCD版、DSP版やパッケージ版がなく、代わりに操作しやすいWindows10 ダウンロード版の発売が判明しました。一方、注目されるWindows10 USB版は直接購入ができず、公式サイトで予約するしかありません。Windows10 USB版の発売時間はまだ公開されていません。