格安SIM（MVNO）業界の最安値といえば、DMM mobileの440円だったのですが、2016年5月より始まった「ロケットモバイル」が、神プラン：298円という驚きの最安値を更新しました！

しかし、これだけ安いと本当に使えるのか、速度や安定性はどうなのか気になってしまいます。

そこで、ロケットモバイルの神プランについて、詳しく調べてみました。

ロケットモバイルの料金

まずは神プランも含めたロケットモバイルの料金表をご覧ください。

通常プランもDMM mobileが1GB：480円な事を考えると、比較的安い方です。

ロケモバプレミアムは1回10分以内・月300回までの通話が無料という、格安SIMの中では最高レベルの通話割引がついてくるので、電話を多用する方には嬉しいサービスとなっています。

さて、問題の神プランですが、料金は冒頭で述べた通り月額298円と破格です。

スーパー神プランの方は、端末の故障時に無償修理や交換機を借りられる「つながる安心保障（月額500円）」がセットになっただけで、他は神プランと変わりません。

そして注目すべきは神プランの回線速度が200kbpsしかないという事です。

神プランの回線速度

実際、200kbpsとはどのくらいの速度なのでしょうか。

下記の動画を見て頂ければ分かるかと思います。

ロケットモバイルではなくhi-ho LTE typeDで200kbpsの速度を試したものですが、ニュースサイトは画像読み込みが少し引っかかるものの、見られない事もありません。

ですが、YouTubeの動画は直ぐに止まってしまい、とても見られる状態ではありませんでした。

つまり、神プランは料金は安いけど通信速度がとても遅いプランなのです。

「スマホはメールくらいしか使わない」というライトユーザーには良いでしょうが、「動画もゲームも沢山遊ぶ！」というヘビーユーザーには全くおすすめ出来ません。

ちなみに、DMM mobileにも200kbpsのライトプランがありますが、そちらは月額料金440円となっていますので、神プランが低速容量無制限の中で最安値なのは確かでしょう。

まとめ

低速安値の神プランは、ほとんどスマホを使わない方が、月額料金を節約するには悪くないプランです。

ただし、動画やゲームはもちろん、FacebookやInstagramなどで大量の写真を見たりアップロードする方だと、快適にネットが出来なくなりますので、神プランはやめておいた方がよいでしょう。