iPhone
海外版SIMフリーiPhoneは日本で使用できる?そのメリットとデメリット

仕事や趣味で海外に赴く方の中には、現地でiPhoneを購入したという方も居るのではないでしょうか。
また、Yahoo!オークションなどの普及により、日本に居ながら海外版のiPhoneを手軽に購入できるようにもなりました。
「安いし、SIMフリーなら日本版でも海外版でも関係ないよね」とお考えかもしれませんが、ちょっとお待ちください。
実は海外版のSIMフリーiPhoneを日本で使うのは、メリットだけでなくデメリットもあるのです。
見出し
海外版iPhoneのメリット
まずは海外版のメリットを見てみましょう。
- カメラのシャッター音を消せる
- 日本版より安く買える
カメラのシャッター音を消せる
海外版iPhoneの最大のメリットがこれです。
日本版iPhoneは盗撮など犯罪防止のためか、カメラを使うと大きすぎるシャッター音が鳴るように設定されており、普通に使っているだけでも悪目立ちしたり、周りの人に迷惑をかけてしまいます。
ですが、海外版iPhoneはマナーモード時などにシャッター音をOFFに設定できるのです。
赤ん坊の寝顔を撮ったりなど、あればとても便利な機能ですから、カメラ好きの方はこのためだけに海外版iPhoneの購入を検討しても良いでしょう。
日本版より安く買える
iPhoneに限った話ではありませんが、為替レートの関係で日本よりも海外で購入した方が安く買える事があります。例えば「iPhone 7・32GB」は日本だと72,800円ですが、アメリカ版の価格は649ドルとなっています。
2016年11月16日現在、1ドル=約109円ですので、アメリカ版iPhone 7は70,741円で購入できる計算になります。これだとあまり差はありませんが、もう少し円高になった時や、円のレートが高い国を探せば、日本版より1万円程度は安く買えるでしょう。
海外版iPhoneのデメリット
続いて海外版のデメリットです。
- モデルによっては日本で使えない事がある
- メーカー保証が弱い
- 電源アダプタの規格が違う
- iPhone 7限定・Apple Payが使えない
モデルによっては日本で使えない事がある
これが一番注意しなければならない点です。
iPhoneは見た目こそ海外版も日本版も差はありませんが、実は背面カバーに描かれたモデル番号が違います。
日本版 |
アメリカ版1 |
アメリカ版2 |
香港版 |
中国版 |
|
iPhone 7 |
A1779 |
A1660 |
A1778 |
A1660 |
A1660 |
iPhone 7 Plus |
A1785 |
A1661 |
A1784 |
A1661 |
A1661 |
iPhone 7だけ見てもこれだけ違い、モデル番号が違うと対応している周波数と通信方式が違うため日本で使えない可能性があるのです。国によって使っている電波が違うため、これは避けられない問題です。
海外版iPhoneを購入する場合は、それが日本の通信方式に対応しているのか、しっかりと調べてからにしましょう。
メーカー保証が弱い
iPhoneは通常1年間のメーカー保証がついていますが、これは購入した国内で通用するものであり、日本国内で適用されるとは限りません。
また、延長保証プラン「AppleCare+ for iphon」に加入する場合、海外版iPhoneだと申し込みに手こずる可能性があります。
そして、日本でiPhoneの修理を受けるとシャッター音が消せなくなる状態に戻されてしまいます。
海外版iPhoneを購入したら、保証も当てになりませんしメリットを消されないよう、絶対に壊さないよう気を付けましょう。
電源アダプタの規格が違う
日本と海外ではコンセントの規格が違うため、海外旅行時にホテルで充電ができなかったなんて話はよく聞きます。
これと同じように、海外版iPhoneを購入すると付属の電源アダプタの規格が違うため、日本では使えない事が多いのです。
日本用の電源アダプタを別に購入すれば良いだけですが、少し出費が増えると思っていた方がよいでしょう。
iPhone 7限定・Apple Payが使えない
iPhone 7の特徴と言えば、suicaやクレジットカードを登録して、iPhone 7をかざすだけで料金の支払いができる「Apple Pay」が使える事にあります。
このかざすだけで料金を支払える「非接触ICカードサービス」なのですが、海外では「NFC(Near Field Communication)」という形式が普及しています。
ただ、日本はソニーの開発した「Felica(フェリカ)」という形式を採用しています。
そして、日本版iPhone 7は当然Felicaに対応しているのですが、海外版iPhone 7はFelica非対応なのです。
このため、海外版iPhoneだと日本でApple Payが使えないのです。
電車やコンビニの支払いをiPhone一つで済ませられる、便利なApple Payが使えないのは、かなりのマイナスポイントと言えるでしょう。
まとめ
周波数と通信方式にさえ注意すれば、海外のSIMフリーiPhoneを日本でも使えます。
ただ、シャッター音を消せるというメリットに対して、メーカー保証やApple Payが使えないなど大きなデメリットもあるので、不慣れな方は日本版にしておいた方が安全だと思います。
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