Android
Y!mobileって評判悪いの?料金プランや通信速度・デメリットなど徹底解説!

ソフトバンク系の格安SIMと言われて、真っ先に名前が上がるのが「Y!mobile」です。
正確にはソフトバンクから回線を借りている「仮想移動体通信事業者(MVNO)」ではなく、自社の独自回線を持っている「移動体通信事業者(MNO)」なのですが、料金の安さから格安SIMとして紹介される事が多いです。
ただこのY!mobile、他の格安SIMより料金が高いなど、良くない評判も聞きます。
その悪評は本当なのか、Y!mobileの料金や仕組みを詳しくご紹介致します。
見出し
Y!mobileの料金とメリット
まずはY!mobileの料金体系を見てみましょう。
音声通話ありのプランのみで、データ通信専用のプランは存在しません。その代わり、1回あたり10分以内・月300回までの電話かけ放題がデフォルトでついてきます。
格安SIMはデータ通信料が安い分、通話料金が高いため、これは他にない大きなメリットです。それでいて本家ソフトバンクの半額以下と、かなりお得な料金になっています。
通信速度に関しては、一番混み合う昼の12時でも20Mbps前後とかなりの高速を維持しています。格安SIMの中には混雑時に1Mbpsを切るような所もあるため、これはかなり優秀な数値です。
また、SIMカードのみを販売している格安SIMもあるなか、Y!mobileは「iPhone 5s」や「507SH, Android One」などのスマホに加え、「AQUOS ケータイ2」といったガラケーなど、多様な端末を扱っているため、初めてスマホを持つ方も安心して申し込めます。
Y!mobileのデメリット
これだけ見るとY!mobileは良い所ばかりですが、火のない所に煙は立たないように、悪い点が全くない訳ではありません。
- 他の格安SIMに比べれば料金が高め
- 契約期間の2年縛りが存在する
- ソフトバンクの端末をそのまま使えない
- ソフトバンクからのMNPだとメリットが薄い
他の格安SIMに比べれば料金が高め
Y!mobileは大手キャリアに比べると料金が安いのですが、格安SIMとして見ると高めです。
例えば業界最安値の「DMM mobile」だと、通話あり1GBプランで月額1,260円とY!mobileの半額以下で済みます。
もちろん、DMM mobileには電話かけ放題がないので、通話料金次第ではY!mobileの方がお得なのですが、電話をほとんど使わない、データ通信のみで良いという方だと、Y!mobileは料金が高くついてしまうのです。
契約期間の2年縛りが存在する
Y!mobileの悪評となっている一番の原因がこれでしょう。格安SIMはデータ通信プランだと何の縛りもなく、契約して直ぐに解約する事も可能です。
電話が使える通話プランだと、12ヶ月の最低利用期間が設けられていますが、それを過ぎればいつでも好きな時に乗り換えができます。こういった契約の自由さこそが、格安SIMの大きな魅力となっています。
しかし、Y!mobileは大手キャリアと同様に、いわゆる2年縛りが存在するのです。
契約が2年ごとに自動更新されて、2年ごとに訪れる満了月以外で解約すると、契約解除料として9,500円も取られてしまいます。このように、Y!mobileは格安SIMのような自由さがないのです。
ソフトバンクの端末をそのまま使えない
例えばドコモで購入した端末は、ドコモでしか使えないようにSIMロックが掛かっています。
ただし、ドコモの回線を借りている「楽天モバイル」などでは、回線自体はドコモですから、そのまま使う事が可能です。
では、ソフトバンクの端末をY!mobileで使えるかというと、これが不可能なのです。
何故なら、冒頭で説明したように、Y!mobileはソフトバンクが運営するブランドの一つではありますが、れっきとした独自回線を持つ「移動体通信事業者(MNO)」だからです。
当然ながらドコモやauの端末も使えません。SIMロック解除した端末か、Y!mobileで購入した端末でないと使えないのです。
ソフトバンクからのMNPだとメリットが薄い
前述したY!mobileの料金ですが、これは「スマホプラン割引(1,000円×25ヶ月)」が適用された金額です。
そしてこの割引ですが、新規契約、ドコモやauからの乗り換えでは適用されるものの、ソフトバンクからの乗り換えでは適用されないのです。
つまり、ソフトバンクからの乗り換えだと、1,000円×25ヶ月=25,000円分も損をしてしまうのです。
親会社であるソフトバンクから顧客が流入しても、儲けが出ないからという事でしょうが、ちょっとせこいと感じます。
まとめ
ハッキリ言ってしまうと、低価格の料金が誤解を招いているだけで、Y!mobileは格安SIMではありません。
格安SIMだと思って契約すると、2年縛りや高めの料金など、不満点ばかりに目がいってしまいます。むしろ、料金が半額のソフトバンクくらいに思うべきです。実際、大手キャリアに比べれば半額以下の料金で、大手キャリアに近い電話かけ放題サービスが使えます。
大手キャリアと格安SIMの中間的な存在であり、これを中途半端と捉えるか、両者の良いところ取りと捉えるかは、各人のニーズ次第と言えるでしょう。
スポンサーリンク
スマホを安く賢く運用するための格安SIM選び
楽天モバイル

これから格安SIMを始めたい方にオススメです。同時購入できる格安SIM対応端末は20種類以上と豊富です。9,800円の格安モデルから、64,800円の高性能モデルまで幅広く選べます。しかも、初期設定まで済ませてくれるので、買ったらすぐに使用可能!
他にも、通話する方にうれしい、通話料金を安く抑えられる「5分かけ放題オプション」が用意されています。楽天市場を利用している方ならポイントがたまりますので、楽天モバイルを選んでおけば損はしないでしょう。
mineo(マイネオ)

auとドコモ、2つのキャリアに対応!そして、家族で利用する場合にお得なサービスが充実しています。家族でmineoと利用していると、繰り越した分のデータ容量を家族みんなで分けられます。しかも、毎月50円が割引に!最低利用期間や解約金が一切なく、使ってみて気に入らなかったらすぐに解約できるので安心!
UQ mobile

UQ mobileの最大の売りは速い通信速度で、利用する人の少ない時間帯はなんと20Mbpsもの速度が出ます。混雑する時間帯でも2Mbps出るので動画が止まらず快適に視聴可能!
SMSやデザリング機能が最初から無料で使えるのもお得です。月額料金は980円からと他社に比べて割高ですが、少しでもネットの快適さを求める方にはオススメです。
おとくケータイ.net

ソフトバンクに乗り換えるなら、おとくケータイ.netがお得です。公式ショップでは廃止されてしまった、高額キャッシュバックが今ならまだ受け取れます!
取り扱い機種は、XPERIAやnexus、Galaxyなどの最新スマホから、ガラケーまで様々。手続きはネットからの申し込みと書類の郵送で済むから来店不要!忙しくて時間のない方でも気楽です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。