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イライラ解消!パソコンの遅い起動を早くする7つの秘訣

「さあ作業を始めよう!」と電源を点けてWindowsが起動するまでの時間は、妙に長く感じられます。
普通に数分も待たされた、初代Windowsの頃から比べると、数十秒で済む昨今のパソコンの性能には驚く限りですが、それでも出来るだけ短くしたいものです。
そこで、起動時間を少しでも短縮する秘訣をお教えしましょう。
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起動時間を短縮する7つの秘訣
1.不要な周辺機器を外しておく
Windowsの起動時、接続しているプリンター、スキャナー、外付けHD等、周辺機器のソフトやドライバーを読み込んでいます。
これに時間が掛かる為、周辺機器は使う時以外、外しておくか電源を切っておきましょう。電気代の節約にもなりますしね。
2.放電を行う
パソコンを長く使っていると、不要な電気が帯電して、動作の妨げになります。
ですので、パソコンの電源が切れた状態で、電源コードを抜き、2分ほど放置して放電を行いましょう。
3.デスクトップの整理
出典:www.dosv.jp/
Windowsを起動した時に出るデスクトップ画面。
ここにファイルやショートカットを置いておくと、直ぐに使えて便利なのですが、このアイコンの表示にも結構な時間を食っています。
ですので、不要な物は削除するか、一つのフォルダにまとめておきましょう。ポイントは「アイコンの多さ」が問題であり、「ファイルの大きさ」は関係ないという事です。
1GBのファイルが10個有っても問題ありませんが、10MBのファイルが1000個も有ると、何十秒も起動が遅くなってしまいます。
4.ディスククリーンアップ
パソコンを使っていると、気付かないうちに溜まっていく、一時ファイルやネットの観覧履歴。
これら不要なデータを削除してHDの空き要領を増やしましょう。
- エクスプローラーを起動
- 不要データの削除をするドライブの上で、右クリックして「プロパティ」を開く。
- 「全般」タブの「ディスククリーンアップ」をクリック。
- 空き領域の計算後、削除する項目を選んで「OK」をクリック。
- 確認画面が出るので「ファイルの削除」をクリック。
5.エラーチェック
HDは物理的な衝撃や停電等の影響で、不良セクタと言う損傷して記録できなくなった領域が生まれてしまいます。
これを放置していると、データの記憶が上手くいかなくなり、起動時の読み込みにも影響が出るので、定期的にチェックしておきましょう。
- エクスプローラーを起動
- チェックをするドライブの上で、右クリックして「プロパティ」を開く。
- 「ツール」タブをクリックし、「エラーチェック」欄の「チェック」をクリック。
- 「このドライブをスキャンする必要はありません」と出ますが、気にせず「ドライブのスキャン」をクリック。
- スキャンが開始され、問題が無ければ「閉じる」をクリックして終了。
6.ディスクデフラグ
データの読み書きを頻繁に行っていると、HDに記憶されたファイルが断片化されてしまいます。
例えるなら、タイトルや巻数がバラバラに入れられた本棚です。これではデータを探すのが大変になり、読み込みが遅くなるので、整理してやりましょう。
- エクスプローラーを起動
- 整理するドライブの上で、右クリックして「プロパティ」を開く。
- 「ツール」タブの「ドライブの最適化とデフラグ」欄の「最適化」をクリック。
- 4ドライブの最適化」が表示されるので、ドライブを選んで「最適化」をクリック。
- 最適化が行われるので、終了したら「閉じる」をクリック。
7.スタートアップの設定
パソコンの起動と同時に、自動的に動き出す常駐ソフト。
これも速度を遅くしているため、不要なソフトは自動で起動しないように設定しましょう。
- タスクバーの上で右クリックし「タスクマネージャー」をクリック。
- 「スタートアップ」タブをクリックし、自動起動させたくないソフトを選択。
- 右下の「無効にする」をクリック。
まとめ
起動に数十秒の遅れが出れば、毎日積み重なって何時間もの無駄になります。
上記の解決方法は数分で行えますので、一度の手間を惜しまず、パソコンを快適な状態に仕上げましょう。
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