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子供に初めてスマホを持たせるなら格安スマホがおすすめ!そのワケとは

緊急時の連絡用や、ゲームをしたいというおねだりに応えて、子供にスマホを持たせる保護者も増えてきました。そんな時にネックとなるのがスマホの料金です。
大手キャリアだと毎月5,000~100000円もかかってしまうので、家計に大ダメージとなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが「格安スマホ」です。
場合によっては大手キャリアの1/10以下での運用も夢ではないのです!
格安スマホとは?
格安スマホとは格安SIM(MVNO)とも言う、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)よりも料金が格段に安い携帯電話会社です。大手キャリアの余った回線を借りて営業をしており、電波塔などの設備費用が不要なため、格安の料金を実現しています。
出典:simdojo.jp/
余った回線を借りているため、大手キャリアに比べると通信速度が遅く、安定しないといった欠点はありますが、普通に使う分には全く問題ありません。
料金比較
実際に格安スマホと大手キャリアでは、どのくらい料金が違うのか比べてみましょう。
格安スマホは代表として「楽天モバイル」を、大手キャリアは「ソフトバンク」を選ばせて頂きました。
そして、今回は家計の節約を第一として、とにかく「一番安い機種&プラン」にしています。
楽天モバイル |
ソフトバンク |
|
機種代金 |
ZTE BLADE E01:576円×24回 |
DIGNO® F:1,280円 ×24回 |
通話料 |
なし |
通話定額ライト:1,700円 |
ネット接続料 |
なし |
300円 |
パケット代 |
ベーシックプラン:525円 |
データ定額ミニ 1GB:2,900円 |
毎月の支払合計 |
1,101円 |
6,180円 |
1年間の合計 |
13,212円 |
74,160円 |
2年間の合計 |
26,424円 |
148,320円 |
3年間の合計 |
32,724円 |
207,120円 |
- 楽天モバイル:データSIMなので電話回線の通話は不可、ベーシックプランの通信速度は低速
- ソフトバンク:5分までの電話が何回でも無料、通信速度は1GBまで高速
上記のように使い勝手が違うので、単純比較はできませんが、なんと3年間での合計料金が17万円以上も違うという結果になりました。もちろん、機種やプラン、学割キャンペーンなどによって料金も変わってくるのですが、格安スマホが大手キャリアよりもはるかに安い事は、よくお分かり頂けたかと思います。
格安スマホが子供向けな理由
とにかく安い格安スマホですが、代わりにいくつか欠点もあります。
ただ、これが子供に使わせる場合は、気にならなくなるのです。
電話料金が高い
格安SIMはデータ通信の料金が安い代わりに、電話の通話料金が高い(20円/30秒)という欠点があります。
楽天モバイルなどは「5分かけ放題(月額850円)」のオプションがあり、まだ安くできる方なのですが、それでも大手キャリアのように何時間でも無料のかけ放題はありません。
しかし、子供にスマホを持たせるのなら、そもそも電話回線の使えないデータSIMで十分です。何故なら、データSIMでもIP電話で通話はできるからです。IP電話とは電話回線ではなく、ネット回線を使った電話で、最近では「LINE」の無料通話が有名でしょう。

社会人の場合はIP電話だけだと、取引先への電話ができないといった支障が出ますが、子供ならそういった問題もありません。親や友達など、連絡をしたい人がみんなLINEを入れていれば、それで事足りてしまのですから、電話回線は料金が増えるだけで不要なのです。
通信速度の安定性
下記の表を見て頂ければ一目瞭然ですが、格安スマホは大手キャリアと比べて、通信速度がかなり安定しません。
○2017年1月・東京駅八重洲中央口付近
12時台 |
13時台 |
|
楽天モバイル(格安スマホ) |
0.3Mkbps |
8.9Mbps |
ソフトバンク(大手キャリア) |
21.5Mbps |
19.6Mbps |
ソフトバンクが混雑する12時でも快適な速度を維持しているのに反して、楽天モバイルは動画視聴やゲームをするには厳しい速度にまで落ちています。これは本来デメリットですし、格安スマホを使う子供にとっては嬉しくない事です。ただ、スマホを持たせる保護者の視点から見ると、スマホ依存の抑制として役立ちます。
「スマホが遅いんだし、昼休みくらい外で元気に遊びなさい」といったように、他の事に目をむける良い切っ掛けとなるからです。
また、混雑時は通信速度が遅いといっても、動画視聴やゲームに支障が出るだけで、IP電話やメールには全く問題のない速さです。いざという時の連絡用に持たせるだけなら、子供には少し遅い格安スマホでも十分なのです。
まとめ
とにかく安いので、子供に持たせても家計の負担にならないのが格安スマホの魅力です。
データSIMなら大手キャリアのような解約金も不要なので、子供がネットをやりすぎて困るようなら、すぐに解約も可能なので、気楽に申し込めます。
探せばもっと安いプラン、安い端末も見つかりますので、一度試しに子供へ持たせてみてはいかがでしょうか。
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スマホを安く賢く運用するための格安SIM選び
楽天モバイル

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他にも、通話する方にうれしい、通話料金を安く抑えられる「5分かけ放題オプション」が用意されています。楽天市場を利用している方ならポイントがたまりますので、楽天モバイルを選んでおけば損はしないでしょう。
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