「LINE」で電話番号やIDで友だちを検索しようとしたら、なぜか「該当するユーザーが見つかりませんでした」と表示されてしまう事があります。

この原因は何なのか、解決方法と共に詳しくご説明致します。

電話番号検索のブロック

まず、相手が「友だちへの追加を許可」をオフにしている場合、こちらが電話番号で検索しても「該当するユーザーが～」と表示されてしまい、友だちを追加できません。

なので、相手に下記の手順で「友だちへの追加を許可」をオンにして貰いましょう。

①「…」→「設定（歯車マーク）」をタップ

②「友だち」から「友だちへの追加を許可」をオンにする

ただ、「友だちへの追加」は電話番号を登録していないとオンにできません。

Facebookアカウントなどで登録していなかった方は、電話番号の登録も行いましょう。

①「友だちへの追加を許可」をオンにするさい、電話番号を登録していないと確認画面が出るので、「電話番号の登録」から番号を入力する

 ID検索のブロック

同じように相手が「IDによる友だち追加を許可」をオフにしている場合、ID検索をしても「該当するユーザーが～」と表示されています。

この場合は下記の手順で「IDによる友だち追加を許可」をオンにして貰いましょう。

①「…」→「設定（歯車マーク）」をタップ

②「プライバシー管理」から「IDによる友だち追加を許可」をオンにする

ちなみにIDは「その他」→「プロフィール設定」→「ID」から設定が可能です。

IDは一度設定すると、アカウントを消さない限り変更や削除ができないので、慎重に設定しましょう。

また、犯罪防止などの観点から、18歳未満のユーザーはIDの設定、検索が不可能となっています。

未成年者が友だちを追加する場合は、電話番号検索や直接会って「ふるふる」機能を使いましょう。

①「友だち」画面の「友だち追加」をタップ

②「ふるふる」をタップ

③相手も同じ画面にして貰い、スマホを振る

友だち追加を許可するデメリット

前述の許可を行う事で、電話番号やIDを検索して友だちを追加できるようになります。

ただし、これはセキュリティ面から考えると良い事ではありません。何故なら、自分の電話番号やIDを知った他人が、勝手に友だちに追加できてしまうからです。

それによって、出会い系の勧誘やアカウントの乗っ取りなどを企む人物から、知人を装ったメッセージが送られてくる危険性があります。

IDの方はともかく、電話番号は仕事などで多くの人に知らせるでしょうから、流出を完全に防ぐのは不可能です。

こういった危険性を考慮して、相手が「友だちへの追加」をオフにしているために、「該当するユーザーが～」と表示されてしまうのです。

もし、電話番号やID検索ができなかったら、相手のセキュリティを考えて、直接会って「ふるふる」機能で友だちを追加するのが一番良いかもしれません。

まとめ

単純に電話番号やIDの覚え間違いという事もありますので、「該当するユーザーが見つかりませんでした」と表示されたら、「友だち追加の許可」も含めて、電話など別の手段で相手に確認するようにしましょう。