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ソフトバンクからY!mobileへ乗り換えると月額料金が安くなる?メリットとデメリット

ソフトバンクから他社に乗り換え(MNP)をしようとすると、「Y!mobileはどうでしょうか?」と勧められます。実の所、Y!mobileはソフトバンクが運営するブランドの一つなので、「他社に移られるよりは……」と引き留めているわけです。
そういった理由もあるのですが、Y!mobileは大手キャリアに比べて料金が安く、格安SIMに比べて電話かけ放題サービスが充実しているので、決して悪い選択肢ではありません。
そこで、ソフトバンクからY!mobileに乗り換えた場合の、具体的なメリットとデメリットを紹介致します。
料金比較
まずは比較のために、Y!mobileの料金をご覧ください。
○Y!mobileの料金
スマホプランS |
スマホプランM |
スマホプランL |
|
料金
|
2~13ヶ月:1,980円 14ヶ月以降:2,980円 |
2~13ヶ月:2,980円 14ヶ月以降:3,980円 |
2~13ヶ月:4,980円 14ヶ月以降:5,980円 |
通信容量
|
2~25ヶ月:2GB 26ヶ月以降:1GB |
2~25ヶ月:6GB 26ヶ月以降:3GB |
2~25ヶ月:14GB 26ヶ月以降:7GB |
電話 |
10分以内の国内通話が何度でも無料 |
これに加えて「Yahoo!プレミアムの特典が無料」というオマケもついてきます。毎月1,000円割引の「ワンキュッパ割」が1年で切れ、通信容量が2倍になる「データ容量2倍キャンペーン」が2年で切れるのがやや残念です。
続いてソフトバンクの料金です。
○ソフトバンクの料金
月額料金 |
|
基本料 |
通話定額基本料(かけ放題):2,700円 通話定額ライト基本料(5分以内かけ放題):1,700円 |
ネット接続 |
ウェブ使用料:300円 |
データ定額 |
データ定額ミニ1GB:2,900円 データ定額ミニ2GB:3,500円 データ定額5GB:5,000円 データ定額20GBギガモンスター:6,000円 データ定額30GBギガモンスター:8,000円 |
合計金額 |
4,900円~110,000円 |
一番安いプラン(電話5分以内かけ放題、データ1GB)でさえ月額4,900円と割高です。
ほぼ同条件であるY!mobileのスマホプランS(電話10分以内かけ放題、データ2GB)が月額1,980円ですから、Y!mobileの料金はソフトバンクの1/2以下という事になります。
これだけ見ても、ソフトバンクからY!mobileに乗り換える価値があると分かって頂けたかと思います。
乗り換えのデメリット
Y!mobileの開始当初は、親会社であるソフトバンクから乗り換えを行った場合、「スマホプラン割引」などが受けられないというデメリットがありました。ただ、2017年3月現在はそういった事もなく、ソフトバンクからの乗り換えでも割引を受けられるので、損をする事はありません。
とはいえ、乗り換えのデメリットがないわけではありません。
まず、「〜@softbank.ne.jp」といったソフトバンクのキャリアメールが使えなくなります。これは他のキャリアに乗り換える時も発生する問題ですので、面倒ですが諦めましょう。普段から「Gmail」のようなフリーメールを使っていると、キャリア変更の時も支障が出ずに便利です。
あと、Y!mobileは大手キャリアと比べて、最新の機種が購入できないという欠点があります。
例えばソフトバンクでは2016年9月25日に発売した最新の「iPhone 7」や、2017年3月25日から追加された新色の「iPhone7/7 Plus(PRODUCT)RED」が購入できます。
しかし、Y!mobileは2017年3月25日になってようやく「iPhone SE(2016年3月31日発売)」が購入できるようになったくらいで、iPhone 7の取り扱いは行っていません。
一応、Y!mobileはSIMカードだけを購入し、端末を別に用意する事も可能なので、SIMロックフリーの端末を自分で買えば最新機種を使う事自体は可能です。
ただ、その場合はキャリアで購入する時と違い、割引がつかなかったり分割払いが不可能だったりと、購入の敷居がかなり上がってしまいます。
それでも月額料金が半額以下なため、長期的に見ればY!mobileの方がお得なのですが、「お金がないけど今すぐ最新機種が欲しい」という場合は、ソフトバンクのまま機種変更をするか、ドコモやauに乗り換えて端末を購入するしかないでしょう。
また、Y!mobileはソフトバンクが運営するブランドの一つですが、独自回線を持つMNO(移動体通信事業者)なため、ソフトバンクのSIMロックが掛かった端末を使えないというデメリットもあります。
詳しくは下記の記事をご参考下さい。
関連記事:Y!mobile(ワイモバイル)でSIMカードのみ契約が可能!対応機種と注意点も
格安SIMとの比較
最後に格安SIMとの比較として、業界最安値を誇る「DMM mobile」の料金表をご覧ください。
○DMM mobileの料金
データ通信SIMプラン |
通話対応SIMプラン |
|
ライト(低速) |
440円 |
1,140円 |
1GB |
480円 |
1,260円 |
2GB |
770円 |
1,380円 |
3GB |
850円 |
1,500円 |
5GB |
1,210円 |
1,910円 |
7GB |
1,860円 |
2,560円 |
8GB |
1,980円 |
2,680円 |
10GB |
2,190円 |
2,890円 |
15GB |
3,280円 |
3,980円 |
20GB |
3,980円 |
4,680円 |
Y!mobileのスマホプランS(データ2GB)が月額1,980円なのに対して、DMM mobileの通話対応SIMプラン・2GBは1,380円と600円も安くなっています。ただし、DMM mobileは通話料金が20円/30秒と割高です。
一応「5分かけ放題(月額850円)」のオプションがありますが、それを加えると月額料金が2,230円と高くなりますし、Y!mobileの10分以内無料に比べると時間も短めです。
このように、格安SIMと比べてY!mobileは無料通話の面で優れています。逆に言うと、あまり電話を使わない場合、Y!mobileと契約する旨味はありません。電話を多用するならY!mobile、電話を使わないなら格安SIMに乗り換えるのが、料金を一番節約できる方法です。
まとめ
割引が適用されなかった昔はともかく、現在はソフトバンクからY!mobileに乗り換えても、キャリアメール以外のデメリットはほぼありません。
最新機種が急ぎで欲しいという事でもなければ、Y!mobileに乗り換えた方がお得です。
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