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ソフトバンク回線の格安SIM「b-mobile S」と「U-mobile S」の違いを徹底比較!

2017年3月22日、ソフトバンク回線の格安SIMが2社一斉に発売されました。
それが日本通信の「b-mobile S」とU-NEXTの「U-mobile S」です。
今回はこのソフトバンク回線2社の違いを徹底的に比較してみました。
b-mobile SとU-mobile Sの比較
それでは両社の違いを見てみましょう。
b-mobile S |
U-mobile S |
|
初期費用 |
3,000円 |
3,000円+384円 |
キャンペーン |
× |
○ |
契約後の容量変更 |
○ |
× |
料金プラン
|
1GB:880円 3GB:1,580円 7GB:2,980円 30GB:4,980円 |
|
対応機種
|
iPhone 5~iPhone 7 iPad全機種 |
|
SMS・音声通話 |
非対応 |
|
テザリング |
非対応 |
|
容量繰り越し |
非対応 |
|
最低利用期間 |
なし |
違いがあるのは「初期費用」「キャンペーン」「契約後の容量変更」のみで、それ以外は両社とも同じとなっています。
まず、U-mobile Sは事務手数料:3,000円に加えてSIM発行手数料:384円が必要なため、初期費用が少し高くなっています。
その代わりというわけでもないのでしょうが、U-mobile Sはリリース記念キャンペーンとして、抽選で10名様にiTunesカード10,000円分プレゼントを行っていました。
出典:umobile.jp
ただ、こちらは2017年4月30日までに契約した方が対象なので、残念ながら既に申込みは終了しています。
一番の相違点は「契約後の容量変更」です。b-mobile Sはマイページから簡単にプランの変更ができるようになっています。申し込んだ翌決算日から切り替わるので、容量が足りなかったり余った時、最適のプランに変更できます。
しかし、U-mobile Sは契約後にデータ容量を変更できないのです。容量変更をしようと思ったら、一度解約して再度申し込むしかありません。そうなると当然ながら、初期費用:3,384円をまた取られてしまいます。
初期費用自体も高いですし、現状はb-mobile Sの方が優れていると見て間違いありません。
共通の注意点
b-mobile SとU-mobile Sのどちらでも、下記の点を注意しておく必要があります。
- iPhone・iPadしか使えない
- データ専用SIMしかなく、SMSや電話が使えない
- テザリング機能がない
- 余った容量の翌月繰り越しがない
まず、公式の対応端末がiPhoneとiPadのみとなっています。
一応、SIMロックフリーのAndroid端末なら使えるようですが、ソフトバンクで購入した(SIMロックが掛かった)端末は使えません。
また、現在はデータ専用SIMしか販売していないので、SMS認証を使う「LINE」等を多用する方や、仕事で電話を使う方がメインのSIMとして使うのには向いていません。
そして、スマホを親機としてノートPCやゲーム機をネットに繋ぐ「テザリング機能」も使えず、余った容量の翌月繰り越しも不可能なのです。
総じて、他の格安SIMが備えているサービスや機能が足りないという欠点を抱えています。
ソフトバンク回線のメリット
このように悪い所ばかりが目立つソフトバンク回線の格安SIMですが、良い所もあります。
それは通信速度が速いという事です。
2017年4月19日・名古屋中心部
時刻 |
b-mobile S |
U-mobile S |
8時 |
16.27Mbps |
27.15Mbps |
12時 |
20.97Mbps |
15.29Mbps |
18時 |
21.12Mbps |
33.15Mbps |
22時 |
17.65Mbps |
23.76Mbps |
参考:格安SIM比較
特に混雑する昼時、他の格安SIMだと0.5Mbpsくらいまで遅くなる事も珍しくないのですが、b-mobile S もU-mobile Sも10Mbps以上という大手キャリア並の速度を発揮しています。
ただし、これはサービス開始直後で利用者が少なく、回線が空いているためだと思われます。
今後利用者が増えていった場合、遅くなっていく可能性が高いでしょう。
あと、大容量の30GBプランだけは安いという長所があります。
1GB |
3GB |
7GB |
30GB |
|
b-mobile S U-mobile S |
880円
|
1,580円
|
2,980円
|
4,980円
|
BIGLOBE SIM |
900円 |
6GB:1,450円 |
6,750円 |
|
楽天モバイル |
3.1GB:900円 |
10GB:2,960円 |
6,150円 |
|
イオンモバイル |
480円 |
4GB:980円 |
1,480円 |
5,380円 |
FREETEL SIM |
499円 |
900円 |
8GB:2,140円 |
6,980円 |
上記の表を見て貰えば分かる通り、1~7GBプランはむしろ他社と比べて割高です。
しかし、30GBプランだけは他社より400~2,000円も安いのです。テザリングが使えないという点は気になりますが、安価で高速な大容量プランというのは大きなアドバンテージでしょう。
まとめ
今の所はb-mobile Sの方が優れており、まだ多くの改善点を残してはいますが、ソフトバンクで購入したiPhone・iPadに差す、大容量のデータSIMとしては一考の余地がありそうです。
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