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ノートパソコンにも格安SIMが使えて便利!メリットや選び方、注意点など解説

格安SIM(MVNO)が普及し、手軽にデータSIMが購入できるようになった事もあって、SIMカードが使えるノートPC「SIMフリーノートPC」が増えてきました。
そこで、SIMフリーノートPCのメリットや注意点を詳しく解説致します。
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モバイルWi-Fiルーターとの比較
SIMフリーノートPCのメリットを語るなら、従来のノートPCでネットに繋ぐための代表的な方法である、「モバイルWi-Fiルーター」との比較が最も分かりやすいでしょう。
- ルーターと違って充電が不要
- ルーターのように荷物が増えない
- ルーターのように置き忘れ、紛失する事がない
まずルーターはそれ自体の充電が必要であり、1回の充電で10時間前後しか使えません。こまめな充電が必要ですし、電池が切れたらネットに繋げなくなってしまいます。
その点、SIMフリーノートPCならPC本体の充電だけで済むので、手間が減ってバッテリー管理も楽になります。
また、ルーターは1台150g前後と、スマホ1台分くらいの重さがあり、意外と荷物になります。持ってくるのを忘れたら、ネットが使えなくなるのも問題です。そして値段が1~2万円もするので、うっかり壊したり無くしたら大変です。
しかし、SIMフリーノートPCの場合はSIMカードを挿すだけですから、重量はないも同然で、置き忘れたり無くす事もまずありません。
仮に紛失したとしても、SIMカードの再発行手数料は3,000円前後と、ルーターに比べれば安い物です。
総じてモバイルWi-Fiルーターと比べて手間が減って便利というのが、SIMフリーノートPCの長所なのです。
デメリットや注意点
便利なSIMフリーノートPCですが、同じくSIMカードでネットができるタブレットと比べると、下記の点で注意が必要です。
- 種類が少ない
- ドコモ回線固定の機種がある
まず「iPad」を筆頭に機種が多彩なタブレットに比べると、SIMフリーノートPCはまだまだ数が少なめです。
そして、特に初期の機種はLTE通信のバンドがドコモしか対応しておらず、ドコモorドコモ回線の格安SIMでないと使えなかったのです。最新の機種は対応バンドが拡充されており、au回線やソフトバンク回線も問題なく使えるようになったのですが、中古で購入する時などは注意が必要です。
下記にau回線とソフトバンク回線の格安SIMを上げておきますので、自分のノートPCで使えるか不安なようでしたらこちらを避けて、ドコモ回線の格安SIMに申し込みましょう。
【au回線の格安SIM】
【ソフトバンク回線の格安SIM】
関連記事:SIMフリーノートパソコンにおすすめの格安SIM4選
機種紹介
最後におすすめのSIMフリーノートPCをいくつか紹介しておきます。
SONY・VAIO S11
ソニー製のノートPCで、SIMフリーLTE&Wi-Fiでどこでもネットが楽しめます。
連続約15時間駆動、高耐久性ボディと、スペックも高くまとまっています。安くても15万円以上と値段も高いのだけがネックでしょう。
パナソニック・レッツノートRZ6 ノートパソコン10.1型
- 価格:237,400円
約745gと軽量な2in1のノートPCで、LTE対応モデルならSIMカードを使えます。
画面が360度回転してタブレットのようにも使える便利な機種なのですが、価格が20万円以上と高額なので手を出しづらいのが問題です。
Microsoft・Surface 3
2 in 1の代名詞と言っても過言ではない、MicrosoftのSurfaceシリーズです。
ノートPCというかタブレットなのですが、SIMカードスロットを備えたPCとしてはかなり安く入手が容易なので、初めて使う端末としては良いでしょう。
まとめ
まだまだ種類が少なく、価格が高くてお手軽には買えませんが、外出先でもルーターなしでネットができるのはやはり便利です。
これからノートPCの購入を検討されている方は、SIMカードスロットの有無も気にかけてみるとよいでしょう。
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