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後悔しないために格安スマホ・格安SIMのデメリットを把握しよう!

大手キャリアよりとにかく料金が安いと評判の格安SIM(MVNO)ですが、決してメリットだけではないので、安さに釣られてよく調べずに乗り換えをすると、後悔する事も少なくありません。
そこで、格安SIMのデメリットを解決策と共に分かりやすく解説致します。
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重要なデメリット
- 電話料金が高い
- 通信速度が遅い
- 端末の割引がない
- 店頭でのサポートが受けづらい
- 支払いがクレジットカードのみ
電話料金が高い
格安SIMはデータ通信料金が安い分、電話料金は20円/30秒と高くなっています。ただ、月額900円前後で「5分以内の国内通話が無料」となる、電話かけ放題オプションを備えている所もあります。
また、最近では「楽天モバイル」が大手キャリアと同じ「24時間何度でも通話無料」のかけ放題を開始したので、選ぶサービスを間違えなければデメリットにはなりません。
楽天モバイル
通信速度が遅い
特にドコモ回線の格安SIMは通信速度が遅く、混雑する昼時などにゲームや動画鑑賞をするのは困難です。
ただ、au回線の「UQ Mobile」など速い所もあるので、こちらも選ぶサービス次第で何とかなります。
UQ Mobile
端末の割引がない
格安SIMも端末のセット販売は行っていますが、5~10万円ほどの高額機種はほぼ扱っておらず、大手キャリアほどの端末割引も行っていません。
例えばソフトバンクで「iPhone 7 32GB」を機種変更で購入する場合、 下記のような金額になります。
- (分割支払い:3,660円-月月割:2,805円)×24回=20,520円
対して格安SIMの場合ですが、iPhone 7を取り扱っていないので、Appleストアから定価(一括:72,800円、分割:6,500円×24回)で購入しないといけません。
月額料金の安さを考慮すると、最終的には格安SIMの方が安く済むのですが、「一括購入するお金がないけど今すぐ最新機種が欲しい」という場合は、大手キャリアの方が便利でしょう。
店頭でのサポートが受けづらい
格安SIMは実店舗の数が少なく、電話やメールでの対応がメインです。そのため何か問題が起きた時、店員に直接対応して貰うといった事が難しいのです。
人によっては最初のAPN設定で躓いてしまい、ネットに繋がらないなんて事もあるでしょう。ある程度スマホの操作に慣れており、自分で調べられる人でないと、格安SIMは難しいかもしれません。
支払いがクレジットカードのみ
格安SIMの料金支払いは基本的にクレジットカードのみで、大手キャリアのように口座振替ができません。
ただ、「楽天モバイル」は「楽天銀行デビットカード(JCB)」で支払いができますし、「OCNモバイルONE」は口座振替に対応しているなど、サービス次第で対処は可能です。
OCNモバイルONE
細かなデメリット
- キャリアメールが使えない
- 音声通話、SMSのないサービスがある
- テザリングが使えない場合がある
- 国際ローミングが使えない
- LINEでID検索ができない
キャリアメールが使えない
ドコモなら(~@docomo.ne.jp)といったキャリアメールを使えますが、格安SIMの多くはキャリアメールがなく、「Gmail(~@gmail.com)」などのフリーメールを使う事になります。
そのため、相手がフリーメールの受信拒否をしていたりすると、メールが届かない場合があります。
ただ、「楽天モバイル」や「mineo(マイネオ)」など、一部のサービスでは無料でキャリアメールが貰えるので、そちらを利用すれば問題ありません。
mineo
音声通話、SMSのないサービスがある
特に2017年3月22日から開始したソフトバンク回線の格安SIM「b-mobile S 開幕SIM」と「U-mobile S」は、データ通信専用SIMしか扱っておらず、SMSと音声通話が使えません。
ソフトバンクで購入した古いiPhoneが使えるというメリットはあるのですが、こちらに申し込むさいは注意しましょう。
b-mobile S 開幕SIM
U-mobile S
テザリングが使えない場合がある
例えばドコモで購入したAndroid端末はSIMロック解除をせずとも、そのままドコモ回線の格安SIMで使えます。しかし、テザリングだけは何故か使えません。ドコモ回線でもSIMフリーのAndroid端末や、iOS8以降のiPhoneならテザリングができます。
また、au回線の格安SIMの場合、Android端末ならauのSIMロックが掛かっていてもテザリングができるのですが、iPhoneではSIMロックの有無にかかわらずテザリングが不可能です。
このように事情がかなり複雑ですので、テザリングを使いたい方は端末や回線の相性をよく調べておきましょう。
国際ローミングが使えない
海外でもそのままスマホが使える「国際ローミング」ですが、格安SIMの多くは対応していません。
ただ、「楽天モバイル」や「DMM mobile」など一部のサービスは対応していますので、そちらを使うか、海外プリペイドSIMを購入したりしましょう。
DMM mobile
関連記事:パケ死を回避!海外でも使える格安プリペイドSIMカードおすすめ3選
LINEでID検索ができない
人気SNSアプリ「LINE」のID検索ですが、これを使うには年齢認証が必須です。
しかし、大手キャリアと違って格安SIMの場合、契約内容に基づいた年齢認証ができないため、ID検索が使えないのです。ただし例外として、LINEが提供している格安SIM「LINEモバイル」に限っては、年齢認証が可能となっています。
他にもLINEをいくら利用してもデータ通信量がカウントされない等、LINE利用者向けのサービスが充実しているのでおすすめです。
LINEモバイル
まとめ
格安SIMはいくつかデメリットを抱えていますが、どれもサービス次第で解消できるものばかりです。
自分はどのデメリットを避けたいのかよく考えて、最適のサービスを選びましょう。
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スマホを安く賢く運用するための格安SIM選び
楽天モバイル

これから格安SIMを始めたい方にオススメです。同時購入できる格安SIM対応端末は20種類以上と豊富です。9,800円の格安モデルから、64,800円の高性能モデルまで幅広く選べます。しかも、初期設定まで済ませてくれるので、買ったらすぐに使用可能!
他にも、通話する方にうれしい、通話料金を安く抑えられる「5分かけ放題オプション」が用意されています。楽天市場を利用している方ならポイントがたまりますので、楽天モバイルを選んでおけば損はしないでしょう。
mineo(マイネオ)

auとドコモ、2つのキャリアに対応!そして、家族で利用する場合にお得なサービスが充実しています。家族でmineoと利用していると、繰り越した分のデータ容量を家族みんなで分けられます。しかも、毎月50円が割引に!最低利用期間や解約金が一切なく、使ってみて気に入らなかったらすぐに解約できるので安心!
UQ mobile

UQ mobileの最大の売りは速い通信速度で、利用する人の少ない時間帯はなんと20Mbpsもの速度が出ます。混雑する時間帯でも2Mbps出るので動画が止まらず快適に視聴可能!
SMSやデザリング機能が最初から無料で使えるのもお得です。月額料金は980円からと他社に比べて割高ですが、少しでもネットの快適さを求める方にはオススメです。
おとくケータイ.net

ソフトバンクに乗り換えるなら、おとくケータイ.netがお得です。公式ショップでは廃止されてしまった、高額キャッシュバックが今ならまだ受け取れます!
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