2017年7月中旬、ソフトバンクよりシャープの新機種「AQUOS ea」が発売されます。

安価で扱いやすいこちらのスマホについて、価格や特徴など詳しく紹介致します。

スペック

まずはAQUOS eaの性能を、同時期に発売するフラグシップモデルの「AQUOS R」と比較しながら見てみましょう。

最新技術の粋を集めたAQUOS Rと比べると、AQUOS eaの性能はかなり控えめです。

液晶画面の解像度は1/4ほどで、CPUが2/3ほど、メモリが1/2と低いですから、処理速度の合計は1/3ほどでしょう。背面カメラも約1/2の画素数で、特に自撮り用の前面カメラは3倍もの差があります。

ただ、現状最高峰のAQUOS Rと比べるから劣っているだけで、AppleのiPhone 6sと同等の性能は持っており、普通使う分には問題ありません。とはいえ、3Dをふんだんに使った最新のゲームアプリで遊ぶには、少し性能不足を感じるでしょう。

価格は残念ながらまだ決まっていません。ただAQUOS Rが9万円ほどの高額な機種になると思われるので、性能が半分以下のAQUOS eaは、価格も半分以下の4万円くらいに収まると思われます。

ソフトバンクで購入した場合は月月割がつくので、実質負担額はさらに安くなります。

同じ低価格機種の「DIGNO® F（30,720円）」は、実質負担額が10,800円となっていますから、AQUOS eaもおそらく1万円台となる事でしょう。

参考・DIGNO® Fの機種代金

出典：www.softbank.jp

特徴

AQUOS eaの特徴として、まずは省電力液晶「IGZO」があります。

出典：www.sharp.co.jp

透過率の高い液晶パネルを採用し、従来品より少ない光量で同じ明るさが出せるようになったため、消費電力を減らす事に成功したのです。

これに加えて大容量の3,010mAhバッテリーを搭載した事で、長時間の利用が可能となりました。

また、IPX5/IPX8の防水、IP5Xの防塵に対応しているため、水場や野外でも快適に扱えます。

そしてAQUOSシリーズではお馴染みのパートナーAI「エモパー」を搭載しています。

充電の残量や今日の天気などを声で知らせてくれたり、体重や歩数から健康状態を知らせてくれたりと、様々な面でサポートしてくれます。

音声は3つのキャラクターが用意されており、GooglePlayから追加する事で、さらに2つのキャラクターを増やせます。

出典：k-tai.sharp.co.jp

基本スペックこそ上位機種のAQUOS Rに劣りますが、扱いやすさやソフトの面ではAQUOS eaも決して負けていません。

まとめ

AQUOS eaは電話やメール、ネットや動画鑑賞くらいにしかスマホを使わない、ライトユーザー向けの廉価版といった立ち位置のようです。

誰もが「最新のゲームで遊びたい」「最高の画質で写真を撮りたい」と考えるわけではありませんから、こういった低価格機種も取り揃えてくれるのはありがたいですね。